事業部門直下の人事(HRBP)を立ち上げ、事業目標の実現に尽力

PROFILE

白尾 瑞希

大手インターネット関連企業にて採用、人材開発、海外人事、美容関連事業の営業企画等を経験後、2022年4月にラクス入社。事業部門直下の人事組織(HRBP)の立ち上げを担い、事業部門横断での育成の仕組み化や新卒採用体制確立に尽力。ラクス入社後に第二子を出産し、11歳 ・0歳の二児を育てるワーキングマザー。(2023年12月時点)

人事の強みを活かし、会社・事業の成長にコミットしたい

前職では人事を幅広く経験されたのですね。

はい。新卒で入社して約10年間、新卒採用、若手社員のスキル開発、グローバル人事、本社のグローバル化施策などに幅広く携わることができました。ただ、やりがいを感じていた一方で、事業側をやってみたいという思いも長らく抱いていました。

なぜですか?

人事は事業の成長を支えるための機能であり、人事としてキャリアアップを目指す上でも、事業を経験・理解することがプラスになると考えたからです。

実際、尊敬する上司は事業部門で結果をあげた人ばかりでしたから、私も事業部門に踏み出す決意を固め、社内公募を活用して美容関連部門の営業企画に取り組みました。

そして再び人事に戻り、ラクスへの転職に踏み切った。その理由とは?

事業はとても面白く、夢中になることができましたが、これからのキャリアを考えると、やはり私の強みは人事だと。人事と事業双方の経験を活かし、人事としてさらに成長していきたいという気持ちが高まりました。

しかし、前職は大手企業で人事機能が細分化されていたため、役割が限定的になってしまう。成長を目指す上では、もっと広いスコープで、伸び盛りの会社・事業の成長にコミットしたい。ただ、創業期のスタートアップやベンチャーでは組織拡大のための採用業務が中心になり、役割が限定的になりそう――。

そう考えを巡らせ、自分の強みを活かして幅広くチャレンジするには、ある程度の規模で成長過程にある会社を選びたいと考えました。それが、ラクスだったのです。

事業成長に向けて、新たな仕組みをアグレッシブに導入

ラクスではどのような業務からスタートしましたか?

「アグレッシブに事業を成長させたい。そのためにはHRBPの機能が必要」と、入社前から役員に言ってもらい、その担い手として入社した私は、マネージャーとして、事業部門直下の事業人事課に立ち上げから参画しました。

まず着手したのは、事業の理解。急速に組織拡大を続けているラクスの事業においては、特に各事業の人材育成の状況・課題のヒアリングと整理を進めました。さらに並行して行ったのが、人員フロー状況の分析と事業計画と照らし合わせたシミュレーションです。

事業成長のための人事施策を打つにあたって、現状を掴むことから始めたのですね。

そうですね。事業の中期経営計画における売上目標を達成するために、一人あたりの想定売上生産性から算出した人員計画はあったのですが、そこに更に採用進捗や昇級昇格率などの人員フロー状況を反映してシミュレーションしていくと、「マネージャーが足りなくなっていく」ということがわかりました。

そこで私は、事業部長に現状と見通しを伝え、「マネージャーを戦略的に輩出するためのタレントマネジメントを行う必要がある」と進言し、推進することになったのです。

何からどう取り組んでいったのでしょうか?

ラクスの人事制度は、まず昇級させて鍛えるという抜擢人事を行うのではなく、個々のスキル・ポテンシャルについてきめ細かな評価・フィードバックを重ね、昇格前に実践機会を与えていきながらマネージャーへ引き上げていくというスタイルです。

そのため、社員のスキルや経験値、ポテンシャルなどを可視化・集約し、人材開発に結びつけるタレントマネジメントがよりいっそう重要になるのです。

そこで、まずは可視化するための基準・仕組みをつくり、各事業部の上層部と目線合わせを行いました。そして、その基準を用いて誰にどんな役割を任せ、どう能力を開発するかといった施策について、事業部横断でディスカッションする会議体を立ち上げています。

社員のキャリア支援についても、新たな仕組みを導入しましたね。

社内公募制度ですね。部門間や職種間の人材の流動性を高め、キャリアを複線的に描ける仕組みをつくりました。これもタレントマネジメントの一環です。

組織拡大に伴い様々な職務や機会が生まれている中で適材適所につなげ、かつそれぞれが自らのキャリアを自律的に描き、ポテンシャルを高め、キャリアアップに結びつけられるよう支援するという狙いがあります。

手応えはどうでしょうか?

成果が表れてくるのはまだまだ先のことですが、タレントマネジメントについては事業部門の上層部間で目線が揃ってきたという手ごたえがあります。

また、社内公募制度についてはクオーターごとに毎回20件以上の募集案件が上がり 、高い決定率を示しています。制度の認知が進み、人材の流動性が高まり始めている気配を感じているところです。

新部署の裁量を託してもらい、スピーディに動ける風土

非常にアグレッシブに仕組みをつくり、まさに“攻めの人事”という印象です。

ありがとうございます。ラクスは中長期的にとてもチャレンジングな目標を掲げていて、その達成に向けて事業人事として貢献できることにやりがいを強く感じています。目標から逆算して何をすべきなのかを考え、優先順位をつけて取り組んでいく。その裁量を託してもらっているので、期待に応えたいと思っています。

目標が明確なので、動きやすいですか?

そう思います。私の部署は事業本部長の取締役直下でスタートしたので 、経営の動きや意思決定の状況などを把握しやすく、組織上の課題や新たな仕組みの必要性についても直に進言できます。「ぜひやってほしい」とスピーディにGOが出るので、非常に動きやすいですね。

新部署のマネジメントについての手応えは?

まだまだこれからというところですが、モチベーションの高いメンバーが集まり、頼もしさを感じています。現在は新卒採用の体制づくりにも取り組んでおり、タレントマネジメントと新卒採用の各担当が前向きにディスカッションしながら進めてくれています。

私たちの部署は立ち上がったばかりで、いかに価値を発揮できるかが問われますので、会社・事業・人に関する情報をアグレッシブに取得し、課題を抽出し、明確な成果を上げたいと考えています。
そのためには、私を含めメンバー各々が学び、成長していく必要があり、お互いにナレッジを共有しながら高めあっているところです。

夫婦でバランスよく子育てしながら、日本を代表する事業人事へ

ご家庭ではふたりのお子さんの母。仕事と育児をどう両立しているのですか?

実はラクス入社後早々に2人目を授かり、4カ月間産休・育休に入りました。今、上の子は11歳 で、下は0歳。夫婦で話し合った結果、上の子を出産した際には私が長期休業に入って子育てに専念したので、今は夫が1年間育休を取得し、子育てに励んでいます。

ご夫婦でうまくスイッチされたのですね。

上の子が乳児だった頃、夫にこうフォローしてくれて助かったということがたくさんありました。その経験を活かし、今は私が夫のフォローに回る番。そうやって夫婦ふたりで補いあい、バランスよく子育てを楽しむことができています。

子育てを経験することで、変化はありますか?

限られた時間内でいかにパフォーマンスを高めていくかということに、より一層意識して取り組むようになりました。そのためにももっとスキルアップに励み、成長していきたいと、意欲が高まっています。また、子育て中や時短勤務であっても実力で評価してくれる環境なので、期待に応えたいと思っています。

家事については手を抜けるところは抜き、負担を軽減する術を覚えました。家事も育児も完璧にやろうという考えは捨てること、それが両立の秘訣です(笑)。

では最後に、これからの抱負を教えてください。

ラクスは日本を代表する企業になることを目指しています。事業人事としても、日本を代表する企業に相応しい体制をつくっていきたいと意気込んでいます。

事業成長のパートナーとして欠かせない、プロフェッショナルが結集した組織をめざし、メンバーと一緒に成長にチャレンジします。

※所属・役職はインタビュー時点(2023年12月)のものです。

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