さらに効率的な開発へ向けて、改善を続けていきたい

PROFILE

グエンティタントゥイ(2021年2月入社)

楽楽勤怠開発部 楽楽勤怠開発1課

ベトナム南部出身。ホーチミン市大学を卒業後日本企業に入社。 約10年間、BSE、SEを経験。リファラル採用にて2021年2月ラクス入社。


新しいオフショアチームを立ち上げる魅力



――  ラクスに入社を決めた理由を教えてください。

複数プロジェクトを展開し、成長を続けている点と、新しいオフショアチームを立ち上げるという点で、過去の経験を最大限に活かせると思ったことが大きな決め手になりました。

―― 最近担当しているのはどんなプロジェクトですか?

現在は、楽楽勤怠プロジェクトに約1年関わって、複数機能を開発しています。その中から担当している業務を3つ紹介させていただきます。 

1つ目、楽楽勤怠には遅延時間+早退時間のように、ユーザーが自由に設定できる月次カスタム項目という機能があります。その中で、日次版のカスタム項目を担当しています。

2つ目、当日の打刻が漏れた際のエラー・警告を、従業員や上長にリアルタイムで表示する機能を担当しています。

3つ目は、楽楽精算と連携して、勤怠にて登録済の従業員情報を定期的に楽楽精算にインポートする業務を担当しています。



日本からの要求をラクスベトナムチームに展開、成果物をレビューする



―― ブリッジSEの担当範囲・役割を教えてください。

日本から要求を受けた後、作業内容をラクスベトナム(以下RV)チームに展開し RVからの成果物をレビューするという一連の作業を担当しています。

――日々の業務の流れはどのようになっていますか。

要件定義書の内容を理解しRVチームに説明 → RVチームからの質問に対して内容を確認し回答→ BSEで判断できない場合は国内エンジニアに相談 → RVチームからの基本設計書やソースのレビューを実施する

主な作業は、このような流れになっています。 普段は、仕様確認、仕様調整等が多いので、要件定義者とよくやり取りします。また、方式の相談も多くあるので、国内チームとも関わりが深いです。

――一緒に働くチームの雰囲気はいかがですか?

誰とでもフラットに話せる感じがします。仕様確認や方式検討の時は気楽に迅速で相談できるのがとても良いところだと思います。

――日本とベトナムの開発の役割分担を教えてください。

ブリッジSEは、日本とRVの間で、RVの各種成果物をレビューしてから日本側に納品するようになっています。

※日本、BSEとRVの役割分担

・日本: 要件定義書の作成

・RV : 基本設計書(DB設計とドメインモデル図作成)

・BSE: 上の成果物を事前レビューしてから日本向けにレビューを実施する.

・RV : 実装・単体テスト

・BSE: 事前コードレビュー

・日本: コードレビュー

・BSE:受入テスト支援

・日本: 受入テスト

日本語スキル(N2相当)とプログラムスキルが必須



―― 求められる知識やスキルなどありますでしょうか。

まず日本語スキル(N2相当)とプログラムスキルが必須です。ブリッジSEは、直接開発はしませんが、コードレビューを担当するのでプログラムスキルも求められます。

楽楽勤怠では、Spring bootフレームワークとドメイン駆動設計(DDD)を採用しているので、それらの知識があれば尚可です。

―― どのような時に仕事のやりがいを感じますか?

基本設計、開発、テストまでの幅広い工程(国内エンジニアと同じ工程)を担当できていることや、沢山のメンバーと関わることができていることでしょうか。

開発した機能をリリースしてお客さんに利用していただけるということも、やりがいにつながっていると感じます。

さらに効率的な開発へ向けて、改善を続けていきたい



―― ご自身が今後チャレンジしたいことを教えてください。

現状RVチームは4人。まだ小さいのですが、どんどん拡大する計画なので、大きくなってもきちんとコントロールできるように役割分担等プロセスを改善していきたいと思います。

―― 今後入社される方と一緒に取り組みたいことは?

オフショアに依頼する場合に追加で発生するコストを抑えられるよう、開発プロセスの改善をしていきたいです。さらに効率的な開発へ向けて無駄なコストを見つけ、改善できればと思います。

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