急成長のプロダクト開発に携われる面白さ

PROFILE

紀井美里

楽楽精算開発部 楽楽精算製品管理課

新卒でエンジニア職としてプログラム未経験でラクスへ入社。
楽楽精算のシステム開発・運用のPGを3年経験。その後、ラクスベトナム立ち上げ直後からブリッジSEを3年経験し、さらに3年程の楽楽精算の国内開発のPMを経て、現在はPdMを担当している。

上流から下流まで一貫してものづくりに関われる環境

――まず初めに、ラクスに入社を決めた理由を教えてください。

当時、プログラム未経験でも採用していた、上流工程から下流工程まで一貫してものづくりに関われる環境と、常に右肩上がりの業績を魅力に感じ、入社を決めました。

要求仕様の策定と仕様合意形成を実施する

―― 紀井さんのチームの業務内容について教えてください。

PMM(製品企画)が作成した製品ロードマップを元に、機能開発案件として要求仕様の策定と開発側のビジネス側との仕様合意形成を、開発と協力しながら実施しています。

具体的には、PdMにて仮説課題を立てて収集した定量情報を元に、要求の達成状態と対応方針を検討し、PMMとすり合わせます。要件に関しては開発エンジニアが作成しますが、要求を満たしているかをPdMにて確認した上で、PMM、営業、CS(カスタマーサクセス)、デザイナーと関係各所が集まる会議にて提案し、合議にて決定します。

PdMとしては新規、既存に関わらず、「お客様の抱えている問題は何か」を大事にしています。その問題はどのような課題で構成されているのか。そして事業価値と顧客価値を鑑みた上で、まずはどの課題をどのような方針で解決していくのかについて、最善の方法を考えています。

―― CS、PMMとはどのような情報連携をしていますか?

CSは既存のお客様からいただいた、困っている事実、困りごとを対処している代替手段などの情報を収集しています。
PMMとは、案件ごとに市場のニーズやどう売っていきたいか(Go To Market)について連携を取っています。

PdMはそれらの情報から、顧客価値がある理由を仮説課題を立てて定量情報の収集を推進しています。各工程はDACIで役割分担しており、推進者はPMMとPdMで分かれていますが、お互いの成果物に対して議論し共通認識を持った上で案件化を進めています。

―― 日々の業務の中で主となる部分はどのあたりでしょうか。

要求分析が主です。

特に機能開発案件は大きな単位になりがちなので、顧客に価値を届けられる単位を意識しながら、スコープの調整や優先度を提案しています。

そのほか、もともと開発でPMをしていたので、設計面で開発側の相談に乗ったり、製品管理課内でシステム内部について担当外の案件の相談に乗ったりすることもあります。

ビジネス価値がある機能開発とデリバリースピードUPを目指す

―― PdMが目的としていることを教えてください。

PdMの目指すところは、ビジネス価値がある機能開発と、デリバリースピードUPです。

―― PdMに求められるスキルはなんでしょうか

いくつか挙げさせていただきます。

1.相手の関心とリテラシーを理解した、コミュニケーション(ドキュメント含む)

2.WhyとWhatに拘れる

3.構造化する思考

4.当事者意識をもって業務に取り組める

5.ラクスのメンバーと合う

などです!

急成長のプロダクト開発に携われる面白さ

―― どのような事にやりがいを感じますか

楽楽精算という、ビジネス規模が大きく成長スピードの早いサービス開発に携われることです。

私はこれまで、年平均130%以上で成長している楽楽精算の開発を担当していました。現在は開発経験を活かしてPdMを担当しています。成長フェーズごとに今まで積み上げてきた経験を様々に生かせるので取り組み甲斐があります。


また、ラクスには楽楽精算以外にも一定の規模のサービスが複数あり、他のサービスのPdMや開発者と情報交換をし合っている関係性なので、担当サービス以外にも気づけば貢献していたりするのも、やりがいに繋がっていると感じます。

本当の課題把握とビジネス価値につながるモノの創出

―― 紀井さんが今後チャレンジしたいことや、目指す組織像等を教えてください。

入社以来、ずっと楽楽精算に携わり、ここに至るまでの全てのビジネスフェーズと開発を経験しているので、その経験を生かして、他のサービスの開発にもチャレンジしてみたいです。

―― 今後入社される方と一緒に取り組みたい課題はありますか?

「ユーザーが抱えている本当の課題把握」見えていないものをあぶり出していくことと、「ビジネス価値につながるモノの創出」に一緒に取り組んでいきたいと思います。

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