顧客課題解決と技術力への使命感

PROFILE

岸本 豊

第二開発部 部長

2011年4月にラクス入社。前職では100名規模のソフトハウスで、受託開発や客先常駐でのスクラッチ開発におけるPL、PMなどを経験。ラクスへはメール配信システムの「クルメル」の立ち上げに参画する形で入社。姉妹製品「配配メール」開発責任者を兼務後、現在バックオフィス系サービスである楽楽シリーズ「楽楽販売」「楽楽労務」の部長として開発組織のマネージメントに従事。

開発プロセスすべてに責任をもって関わる

――  ラクスに入社を決めた理由を教えてください。

前職において特定のお客様向けのシステム開発に従事する中で、様々な業務にも触れ、お客様とも近い距離感で非常にやりがいはありました。しかし所属会社の規模的にも下請けでの案件が多く、契約期間終了とともに開発したシステムと離れてしまうので、先々まで責任をもって関わるという事が出来ませんでした。そこで自社サービスを持っている企業への転職活動を始めました。

転職活動をするなかでラクスの存在を知り、当時の関西では目新しいクラウドサービスであること(当時はASPと呼ばれていましたが)、プロダクトの開発リーダーとして開発から運用まで責任をもって関われるという点を魅力に感じ入社を決めました。

――  岸本さんは開発部長として、どのような範囲を所管されているのでしょうか?

2つのプロダクトの開発チームの統括として、事業戦略を踏まえた開発サイドの戦略の立案、開発体制の構築、その体制構築に向けてメンバ育成や採用というところに責任を置いています。

基本的に開発推進自体は各プロダクトの開発責任者である課長に主体的に進めて貰っていますが、機能の仕様面や、開発・運用における内部改善などにおいて検討やレビューにも入りフォローすることも多くあります。また製品戦略においても、事業サイドと共に検討を進め開発におろしていく役割も担っています。

細かな開発スケジュール管理は各プロダクトの課長に任せているので、日次での定常的な作業はあまりありません。週単位や月単位での会議体やイベントが多く、週次で各プロダクトの開発、運用、サポートそれぞれの進捗確認であったり、月次の開発における生産性管理、管理職の目標管理、あとは半期や通期の予算計画などの月次チェックが主な業務です。

中長期の目標からの逆算と行動力が大事

――  開発チームのマネージャやスペシャリストに求められる、知識・スキル・マインドはどのようなものでしょうか?

短期視点だけではなく中長期を見越した視点が必要だと思っています。目の前にある課題は誰にでも分かりやすく、対処もしやすいことが多いと思いますが、それを追うばかりだと計画性がなく、成果やメンバ・組織の成長もやってみなければわからない、となってしまいます。

自分たちの役割を認識し、中長期的な視点であるべき状態、出すべき成果を考え、先数年→この1年→この半年の状態を逆算的に定めてしっかりとそこを目指してやっていくという考え方をもって欲しいですね。加えて、それを実現する行動力、この2つが大事だと思っています。

成長への期待を込めたフィードバック

――  岸本さんが仕事の中で大事にされていることはありますか?

「①目的を明確に伝えること」と「②フィードバックをしっかりとすること」は意識しています。

① 何か作業を依頼したりする際には、しっかりと目的と背景などを説明するように心がけています。メンバより会社方針や事業方針に触れる機会も多く、過去の自身の経験から無意識に知っている前提となり、ついつい説明などを端折りがちになってしまいますが、しっかりと目的や背景を伝えることでメンバも目的をもって作業できるので、効率化や気づきにもなり成長できると考えます。

② メンバの作業を見ていたり、報告を聞く中で気づいたことや、成果に対してのフィードバックは重要だと考えています。良い考えや動きに対しての感謝はもちろんの事、キャリアとして次のステップに向けて伸ばして欲しい強み、改善すべき弱みなどをしっかりとフィードバックすることで本人もそこを認識して成長につながる行動へと変えていけると思います。

フィードバックは評価面談、1on1、振り返り会などの場で行っています。1on1では中期的な成長の話もするので、未来のチームや組織全体、キャリアプランに話題が及ぶこともあります。

顧客課題を技術で解決することが開発組織のミッション

――  岸本さんが考える、チームで目指す組織像を教えてください。

SaaSプロダクトを提供していくにあたり、ビジネス視点、顧客視点をしっかりと持ったうえで高い技術力を持つ開発組織を目指していきたいですね。

エンジニアは当然ながら技術に対するこだわりを強く持っていると思いますし、またそうあるべきだとも思います。ただ、時としてそのこだわりが強く出過ぎ、ビジネス視点、顧客視点を弱めているシーンもあります。常にプロダクトの向こうには、お使い頂いている顧客がいること、その顧客の課題を技術で解決することが開発組織の使命だとメンバ全員が意識できている状態を作りたいです。

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