PROFILE
川東 大悟
技術広報課 インナーブランディング担当
2022年入社。前職では独立系SIerにてエンジニアリングマネージャーとして組織開発に携わる。ラクスでは組織カルチャーの醸成をミッションとし、エンジニアが楽しく成長できる環境作りに取り組んでいる。
本記事では、エンジニアが所属する開発本部で開催されている勉強会についてご紹介いたします。
ラクスのエンジニアが所属する開発本部では、エンジニアの成長と知識共有を目的としたさまざまな勉強会が定期的に開催されています。これらの勉強会は、新しい知識を学び、チーム間のコミュニケーションを促進し、より良い製品を作るための刺激的な場となっています。
(勉強会の定義ですが、ここでは有志により開催される部署横断の勉強会のことを指しています。各部署内では、業務に必要な技術を学ぶための研修も実施されています)
それでは、どのような勉強会が開催されているか見ていきましょう!
読書会
難解な技術書の知識を共有し、理解を深めるための読書会が行われています。一人で読むのが困難なテクニカルな内容でも、グループで一緒に読み進めて議論することで、知識の理解を深め、新しい視点を得ることができます。
参加者は事前に指定された範囲を読み、当日はその内容についてディスカッションを行います。自分の考えとは異なる解釈に触れることができるので、ただ本を読むよりも内容について深く思考することができるのがポイントです。
過去に開催した読書会で読まれた書籍の一例です。
・『Googleのソフトウェアエンジニアリング』
・『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門』
・『システム運用アンチパターン』
・『Clean Craftmanship』
・『Kubernetes完全ガイド』
ハンズオン勉強会
実際にコードを書いたり、実際の問題解決に取り組むハンズオン勉強会も活発に行われています。テスト駆動開発(TDD)やWEBパフォーマンスの改善など、実際の技術課題に挑戦しながら、実務スキルを向上させることができます。
WEBパフォーマンス改善のハンズオン勉強会では、実際にバグや不具合を仕込んだWEBサービスをAWS上に構築し、ログやDBのクエリを解析しながらパフォーマンスチューニングしていくという実践を学びました。
情報共有会
最新の技術トレンドや特定の技術スタックに焦点を当てた情報共有会も定期的に開催されています。Java, フロントエンド技術, デザインなどの異なるグループが活動し、最新の情報やベストプラクティスを共有し合いながら、それぞれの分野での知識を広げています。
技術トレンドの移り変わりの早いフロントエンド領域では特にこの情報共有会が役に立っています。Java共有会では最新技術イベントの上映会が開催されていました。
終わりに
これらの勉強会は、ラクスの開発本部が個人の成長とチームの連携を重視する文化を持っていることを示しています。参加者は自身の技術スキルを向上させるだけでなく、他部署のメンバーとの協力を通じて新しい知識と経験を共有することができます。これらの活動は、顧客に価値のあるサービスを素早く提供することに寄与しています。