PROFILE
真鍋 保史
楽楽請求開発2課 課長
大学院在学中に地図製作会社でのアルバイトを経て、SES企業でPG業務に従事。その後、製薬企業向けシステムを提供する独立系SIerにて、内資系大手や外資系ベンチャーを含む多様な顧客案件を担当。
PMとして数々のプロジェクトを成功に導き、新規開発や運用保守プロジェクトの統括を経験。さらに、新規プロダクトの開発にも携わり、企画からプロモーションやプリセールスまで幅広い業務を経験してきた。
ラクスに入社を決めた理由、背景等を教えてください。
前職では、バックオフィス以外の幅広い業務に携わり、新規プロダクトの開発では立ち上げから新規顧客の受注、開発、運用開始まで、一連のマネジメントを担当していました。一つのプロダクトを成功に導き、後進の育成や今後の道筋を整えられたことで、大きな達成感を得ると同時に、「次は新しい環境でさらに成長したい」と考えるようになりました。
特に、これから組織がスケールしていく企業で、これまでの経験を活かしながら貢献できるチャンスを求めていました。その中で、ラクスは自分の目指す方向性や価値観に最も合っていると感じました。新しい環境でチームを成功に導き、メンバーと一緒に成功体験を共有していきたいと思っています。
楽楽請求開発部の業務内容について教えていただけますでしょうか。
楽楽請求開発部は、大きく3つのチームに分かれています。要件定義や概要設計を担当する上流チーム、開発を担当するチーム、そして運用を担当するチームです。その中で、私が所属する2課では開発を担当しています。
2024年10月にファーストリリースを終えたばかりで、現在は追加機能の開発を進めているところです。請求処理システムの分野では、すでに競合他社製品が先行している部分も多いので、まずはPMF(プロダクトマーケットフィット)の達成を目指して、開発スピードを最大限に上げてリリースしていきたいと考えています。
もちろんプレッシャーはありますが、それだけ重要な業務を任されているという実感があり、非常にやりがいを感じながら日々取り組んでいます。
チームの日々の業務の流れを教えてください。
私たちの開発の進め方は、ウォーターフォールとアジャイルを組み合わせた形を採用しています。全体の進捗は工程ごとにしっかりと期限を管理しながら、日々の進捗はスプリント計画を立てて、1週間ごとのサイクルで進めています。
開発は1チーム3〜4名の少人数体制です。チームが大きくなると、役割や意識が曖昧になりがちですが、少人数にすることでリーダーとメンバーの距離が近くなり、お互いの業務内容をしっかり把握できる環境を作っています。また、自分の進捗だけでなく、チーム全体の進捗に目を向けて取り組むことで、メンバー同士が自然とサポートし合えるようになっていると感じています。その結果、効率的で高い品質を維持しながら業務を進められています。
どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
請求開発の仕事でやりがいを感じるのは、私たちが提供する価値が顧客の業務効率化やビジネスの成長に直結していると実感できるところです。まだまだ開発すべき機能が多く、その実現のために新しい技術スタックを活用しながら標準化を進めていくプロセスは、非常に挑戦的で面白いと感じています。
さらに顧客や市場の要求に応えていくことで得られる達成感は大きいと感じています。意欲的なメンバーが多く、若い組織ならではの柔軟性や革新性を活かせる環境も刺激的です。プロダクトの成長だけでなくメンバーの育成や組織づくりに関われていることが、自分にとって大きなモチベーションになっています。
チームの雰囲気について教えてください。
チームはとても活気のある雰囲気で、意欲的なメンバーが多く集まっています。特に、若いメンバーが中心になって活躍していて、開発への情熱が強い人たちばかりなのが特徴ですね。他のプロダクト開発メンバーとの交流会や技術共有会といったイベントにも積極的に参加するメンバーが多いので、そうした場での交流がさらにチームを活性化させていると感じます。
それぞれが好きな技術や興味のある分野を自発的に学び続けていて、その勉強熱心な姿勢には私自身も日々刺激を受けています。お互いの知識を共有しながら一緒に成長していけるのも、このチームの魅力だと思います。さらに、自由に意見交換ができる風通しの良さがあって、メンバー同士が刺激し合いながらモチベーションを高められる、非常に良い環境だと感じています。
真鍋さんの今後の目標を教えてください。
私の目標は、早期にプロダクトマーケットフィット(PMF)を達成し、顧客にとって本当に価値あるサービスを提供することです。そのために、チーム全体で顧客志向や顧客視点を徹底し、ユーザーのニーズを深く理解した上で開発を進めていきたいと考えています。
また、組織づくりの面では、各開発チームが主体的に提案できて、その意見が反映される環境を整えたいですね。そうすることで、メンバーの創造性や情熱を最大限に活かしながら、一人ひとりが持つ力を引き出せると思います。
さらに、ものづくりへのこだわりをチーム全体で共有しながら、高品質で価値あるプロダクトを作る喜びをメンバーと一緒に実感したいです。成功体験をみんなで共有することで、メンバーそれぞれが成長し、次の挑戦に向けたモチベーションを高めていける組織を目指しています。