INTERVIEW お客様のために積み重ねてきた成長が、日本に新しい商慣習を作り出す

クラウド事業本部 楽楽明細事業部長

宮川 拓也

PROFILE

新卒でエステティック業界のプロモーションを経験し、2011年にラクス入社。企画部門にてプロモーションや製品企画を担当後、2013年より楽楽明細の立ち上げに従事。営業・カスタマーサクセスの経験を経て、2019年より楽楽明細事業部長に就任。

ゼロから市場を創出してきた

日本では約9割の企業が手作業で請求書を発行しています。請求書の数が多い会社だと、毎月数人がかりで、まる1日かけて膨大な請求書を印刷・封入します。それを郵便局へ運ぶ作業も発生するため、担当者の負担は大きいです。手作業の場合テレワークもできず、緊急事態宣言のような状況でも担当者は出社しなければいけません。

加えて、日本では”宅配クライシス”が社会問題になっています。通信販売の増加などによる運送会社の業務過多・人手不足により、配達料の値上げや、郵便局の企業への直接集荷取り止め、土曜の普通郵便廃止の検討などが行われており、請求書の郵送業務が企業にとってさらなる負担になろうとしています。

その中で『楽楽明細』は、日本に電子請求書発行という新しい商慣習を作り、その上で日本で1番使われる請求書発行システムになることを目指しています。

今でこそリモートワーク推進の影響で請求書の電子化が叫ばれるようになってきていますが、『楽楽明細』がリリースされた2013年には、まだ請求書をWEB上で送るという文化自体がほとんどありませんでした。「これまで請求書を郵送で送っていたお取引先に対して、WEB上で送るのは失礼なんじゃないか」というネガティブな印象もある中で、まさにゼロから新しい市場を作りだすことに挑戦してきました。

また、WEB請求書発行システムの前例もほとんどなかったため、プロダクト作りもゼロからの挑戦でした。何がお客様の課題解決になるのかを突き詰め、1つ1つ地道にプロダクトを改善していくことで、今では売上シェア・新規導入数シェアでNO.1(※)の商材になりました。

日本の商慣習に変革を起こすために、全員の成長が必要

これからの『楽楽明細』は、マーケットリーダーとして市場を拡大させていくミッションがより強くなります。日本において電子請求書発行を当たり前の商慣習に変革していくことと、その中で私たちのシェアを上げていくことを同時に挑戦していきます。

市場自体を拡大させながら私たちが大きなシェアを獲得していくためには、事業の成長スピードが市場の成長スピードを上回らなければいけません。そのためには、私も含め、メンバー1人1人の成長が不可欠です。

組織が急拡大していく中で、今いるメンバー、そしてこれから入るメンバー1人1人が組織の中核になる必要があります。実際に新たなリーダーや管理職ポジションが沢山生まれてくるため、チャンスも多いです。

成果を出した人はしっかりと評価をしますが、私たちが大事にしているのは再現性です。個人が瞬間的に高い成果を出すことより、事業・組織全体が成長していくことを重視しています。そのため、年齢や職歴に関わらず、チームを任せられる能力と成長意欲があれば、まずは小さいチームからしっかりと任せていきます。リーダーとして着実に成長していける環境を作ることで、事業や組織を担える人材を目指して欲しいです。

顧客起点と全体最適の視点

組織の中で大切にしているのは、顧客起点で物事を考えることと、全体最適の視点を持つことです。

『楽楽明細』は月額数万円のクラウドサービスなので、沢山のお客様に長く継続してご利用いただくことで成り立つ事業です。満足度が下がると解約に繋がるため、常にお客様に業務改善を実感してもらい続ける必要があります。そのために重要なことが、顧客起点で物事を考え、お客様の課題を解決し続けることです。

例えば営業職なら、受注をすればいいだけではありません。途中で解約になると意味がないため、導入段階からお客様の課題を明確化し、解決するための提案を行うことが必須です。

お客様に長く満足してご利用いただくために、「課題は何か。どうすれば解決できるか」を常に考えて業務を推進することが事業成長に直結します。

そして、お客様の課題を解決するためには『楽楽明細』の全員が一丸となる必要があります。プロモーション、カスタマーサクセス、製品企画、開発など、自分の業務範囲だけで物事を考えるのではなく、他職種も含めた全体最適の視点を持つことで、自分1人では解決できないようなお客様の様々な課題を解決することができます。

また、ラクスの全事業を含めた全体最適の視点も大切です。私たちのお客様である多くの中小企業は、少人数で経理や人事などのバックオフィス業務を行っています。そのため、請求書発行以外にも、経費精算や販売管理の課題があれば、『楽楽精算』や『楽楽販売』と連携してお客様の業務を改善していきます。『楽楽明細』を含めた楽楽シリーズを中小企業のバックオフィス業務改善のナンバーワンブランドにしていくという意識も大事にしていますね。

自分の成長が、事業の成長と社会変革に繋がる

日本の商慣習を変革するにあたり、実現できていないことがまだまだ沢山あるんです。そのため、私たちは今後も積極的なチャレンジをしていきます。事業部のメンバーも、ただ目の前の業務をこなすだけでなく、自分で新しい施策を考えて、PDCAを回しながら大きくしていってほしいです。お客様のために、事業を成長させるためにやるべきだとなれば、すぐにそれが事業部の施策になります。自分の成長が『楽楽明細』の事業成長に繋がり、社会に影響を与えていける環境です。

新しい仲間もどんどん増えて、売上や組織が大きくなり、自分たちの成長と共に社会も変わっていく。このような環境に魅力を感じる方は、是非一緒に頑張って成長していきましょう。

(※)ミック経済研究所「2020年10月号 クラウド帳票発行サービスの市場の実態と展望」/IT製品の比較サイト「ITトレンド年間ランキング2019」による

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