マルチプロダクトの安定稼働を支え、お客様に大きな価値を届けたい

PROFILE

宮本 貴広

東京インフラ開発3課 課長

メーカー系SIerにインフラエンジニアとして入社。主に仮想化技術を専門にSIやテクニカルサポート、TAMなどを経験。2017年にラクス入社後、楽楽精算・楽楽明細・楽楽電子保存のインフラ担当を経て、現在では楽楽販売も含めたインフラの組織をマネジメントしている。

ラクスに入社を決めた理由、背景等を教えてください。

以前はSIerで受託開発をメインにしていました。当時、業務で発揮できるスキル領域を広げ、社会貢献や顧客への価値提供をダイレクトに感じたいという思いがありました。

転職活動をする中で重要視していたのは、自身が裁量をもって製品・技術選定や設計・構築・保守・運用まで一貫して経験できること、自社でプロダクトを持っていることで、WEBサービスを展開している事業会社をターゲットにしていました。

ラクスに入社した決め手は、当時面接担当者から私と同様の理由でメーカー系SIerからラクスに転職した話を聞いたこと、当時の企業理念「IT技術で中小企業を強くする」に共感したことでした。入社後も重要視していた点が揃っており、間違いはなかったなと思っています。

ご入社以降、現在まで宮本さんが関わった業務内容について教えていただけますでしょうか。

初年度は主に楽楽精算の運用業務を習熟し、その後楽楽精算の構築自動化や仮想化を実施しました。2019年に明細チームに移ってからはチームリーダーという立ち位置でDC移転、OSリプレイスやインフラ設備の更改・AWS移行などのプロジェクトを主導しながら他部署との調整、チームメンバーの育成を行ってきました。

最近では楽楽請求で利用するコンテナ基盤の選定・導入・設計を実施しています。運用保守だけでなく様々なシステムの設計構築を経験させていただきました。まさに転職前にやりたかったことが実現できていると思います。

現在では東京インフラ開発3課の課長を一任して頂き、組織の成果を最大限に上げられるよう日々奮闘しています。

東京インフラ開発3課の役割を教えてください。

楽楽明細、楽楽電子保存、楽楽販売、楽楽請求等、様々なプロダクトのインフラを支えています。

チームの日々の業務の流れを教えてください。

プロダクトに共通して発生する業務として、開発やCSからの依頼(オプション付与作業や調査)が定常的に発生し、主に3か月周期でそれぞれバージョンアップを行います。また、こういった作業を効率化するために自動化などの改善を行っています。サービス毎にシステム構成や特性も違い、成長を続けているためそれぞれシステム更改や機能追加もどんどん行われていますね。

このため様々な設計・構築業務が発生しメンバーは沢山の経験を積んでいってくれています。また、メンバー間で意見交換や相談・議論も活発で柔軟に業務を進めていますね。

求められる知識・スキルや、特に大事にすべき価値観などを教えてください。

スキル・知識について、面接では基本的なインフラのアーキテクチャ理解、Linuxの操作・構築経験をお伺いしています。一般的な資格でいうと、基本情報技術者試験、CCNA、LPICレベル2相当かと思います。そのうえで製品の選定・導入・設計やリーダー経験、仮想化技術、IaC、CI/CD、コンテナ運用いずれかの経験や専門領域があると頼もしいですね。

ただ、働いている環境によって技術スタックは様々で完全にはマッチしないと思いますので、特に重要視しているのは問題に対して自ら考え行動を起こし粘り強く取り組めているかという点になります。

宮本さんはどんな時に仕事のやりがいを感じますか?

先述の通り、私たちが支えるプロダクトは楽楽明細、楽楽電子保存、楽楽販売、楽楽請求と多岐にわたります。多くのお客様に導入頂いている成長サービスや、お客様に期待頂いている新サービスばかりです。
そこで、安定品質・安定稼働を支えることで価値を届けるインフラのやりがいは大きいと考えています。プロジェクト規模が大きく、難易度が高くなることもありますが、それを主導して無事達成できた時には大きなやりがいを感じます。

さらに最近ではメンバーの成長も感じられ、本当に嬉しいです。教えたことを応用していたり、自発的に改善に取り組んでいたり、そういったシーンを目の当たりにしたときは父親のような気持ちになります(笑)

マネジメントにおいて重視されていることはありますか?

開発やカスタマーサクセスなど関連部門と密にコミュニケーションを取り、安定品質・安定稼働を実現することを大事にしています。インフラは直接お客様と関わることはありませんが、それがお客様や社会に貢献できるサービス作りにつながると思っています。
かつての上司の言葉である「お客様は前工程、後工程」という言葉を大事にしています。

また、メンバーの皆さんに対しても失敗を許容し、完璧を求めて進まないよりは少しでも改善を進め、個人の得意を存分に発揮し、より成果を出せる組織であり続けるのが大事だと思っています。チーム一丸となって取り組んでいきたいです。

ご自身の今後の目標、またはチームで目指す組織像等を教えてください。

楽しく働ける組織を作っていきたいです。
楽しいとは、トイルと呼ばれる繰り返し行う定常的な業務が一日の半分以下で、残りの半分は2,3年後の将来を見据えた研究・検証・開発・調査・学習などの長期的な施策を自発的に行えている状態を定義しています。まさに楽楽ですね。まだ道半ばの状態なので共感いただけた方は是非一緒に目指していきましょう!

ラクスの雰囲気を知りたい方はこちら

CASUAL VISIT カジュアル面談