デザインという手段を使って会社の成長に貢献できる組織を作る

PROFILE

中崎 保宏

クリエイティブ2課 課長

DTPやWebデザインを経験後、自ら企画した媒体の制作・運営を行う。その後もブランディングや販促ツールの企画制作、印刷会社でのクリエイティブディレクターなど幅広く経験。ラクスでは、マネージャーとして組織設計やピープルマネジメントなどの側面からクリエイティブチームの成長に取り組んでいる。

中崎さんの経歴を教えていただけますか?

僕のクリエイター人生のスタートは画像処理を1年間みっちり行うことから始まりまして。それから雑誌書籍ムック等のDTPデザインをやらせてもらえるようになり、ITに興味をもって業界に入りWebサイトのデザインをやったり、媒体を立ち上げてフリーマガジンとポータルサイトを企画制作運営したり。でも会社が清算となったので、グラフィックや店頭販促ツールを専門に制作する会社に移って、売り場の設計や什器POP、ブランドロゴや、©が欲しくて隙があればキャラクター提案とかしていた時期があったり。印刷会社で大手流通企業の制作物対応をCDとして携わる5年半くらいがあったり。

「一生デザインはしていたい」と言っていたのに、企画提案して複数案件回して、組織やピープルマネジメントすることが楽しいと感じるようになったため、手を動かすことより思案することのが自分には合っていると思い、現在に至る、といった感じです。

ラクスに入社した決め手を教えてください。

マネジメントと組織設計ができるポジションだったからです。
直近では自動車会社のWebディレクターをしていたのですが、この10〜15年はプレイヤーからディレクター・マネージャーに業務ボリュームが移行する時期でした。周囲の人の強みを活かしたり、チームの方向性を見出し導いたり、業務上の課題をメンバーやクライアントとのバランスを取って解決したりと、プレイヤーとは違う頭の使い方・アクションを行ったことが自身にとっては刺激的でした。そういう役割が苦ではない自分と、制作に専念したいメンバーとで考えたときに、餅は餅屋で互いに強みを活かすことでの相乗効果があることを知ったんです。ラクスのポジションは正にそれで、自分の強みや誰かの弱みをフォローしながら、互いに成長できる環境だと感じたため入社したいと思いました。

中崎さんご自身の業務・役割を教えてください。

クリエイティブ2課はラクスグループのWebサイト、プロモーションサイト、各製品の販促物の制作を担当しており、その組織マネジメントとピープルマネジメントがメインです。

インハウスのデザインチームなので制作業務としては忙しいのですが、これから先のチームの未来やラクスがKPI、KGIを見据えたときに、じゃあクリエイティブ課は何を・どうして貢献するかが不透明だったので、日々の生産性や明確な貢献度を少しずつクリアにしていっているというのがここ最近のタスクです。

中崎さんは、どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

あくまで私的な意見ですが、課題が多く、追い込まれて、知恵を絞り尽くすほどに悩んで、あがいて、自分の限界を超えようと戦っているようなときにやりがいを感じます。例えば組織の今後の方向性を考えたりする場面では高い思考力を求められるので、発見も多く、一日がとても充実していますね。

クリエイティブ課の仕事に求められる知識・スキル・心得等を教えてください。

デザイン力、HTML、CSSのスキルは必須です。実務の中でコーディングスキルを上げる機会がどんどん増えているので、コーディングが好きな人には合っていると思います。
あとは、「ラクスのミッションに共感頂ける方」「失敗を恐れず、チャレンジ精神のある方」「成長意欲があり、常にアップデートしていける方」「デザインやクリエイティブの力を信じ、一緒に作り上げることを楽しめる方」ですね。

クリエイティブ課の雰囲気についても教えてください。

クリエイティブ課のメンバーは優しく、他者への気遣いができる、協調性のある方々ばかりです。前に出るという積極性は抑えめかもしれませんが、みなさん芯はしっかりされています。
オフィスフロアの中でもクリエイティブ課は静かで、落ち着きがあります。開発部自体が活気あるコミュニケーションをされている中、終始静かですね。僕的には静かな方が集中できるので嫌いではないですが、もう少し盛り上がってもいいかな、とは思っています。
メンバーは皆さん中途入社のため、若い方でもそれなりの制作経験があったり、スキルも高いです。30歳以上のキャリアメンバーでは変わった経歴の方もいて、元ミュージシャン、元映像助監督、経営経験者、保育士など個性的な方々が在籍しています。

どのような成長機会がありますか?

ご入社頂けたら、まず直近入社の先輩がOJTを行います。社歴も浅く、年もさほど変わらない先輩ですが、そのスキルレベルを知ると刺激を受けるのではないでしょうか。
一般的なWebデザイナーのスキルレベルよりはやや高いコーディング・プログラミングスキルが求められるので、学びは多いと思います。また、ラクス文化として、問題解決思考やロジカルさが求められるので、デザイナー職ではあまり求められてこなかっただろう思考を就業の中で身に付けることができ、それは企画やアイデアを考える際にも役に立つ思考フレームになると思います。

クリエイティブチームの課題や展望について教えてください。

これまで組織成長とか業務拡大とかにリソースを割いてこなかったんです。
成長とか向上とか発展意識とかもまだまだだし、今後のビジョンの浸透や、情報共有一つとってみても全体最適化なんかも課題です。なので、そもそもから組織のあるべき姿を導き出して改善している最中です。
あとは、僕らのチームは主にプロモーションのデザイン制作をしていますが、会社にまつわるデザインには、カルチャーのデザイン、ブランドのデザイン、コミュニケーションのデザインがあって、デザインは課題解決だったり可視化するという手段なので、理解・浸透させてメンタルモデル化するのには非常に役立つ手段だと思っています。プロモーションだけじゃなく、もっと多くのところで自分たちの強みが活かせると思っていますし、それを全社に対し、また社外に対しても発揮できる組織にしたいです。

ラクスの雰囲気を知りたい方はこちら

CASUAL VISIT カジュアル面談