常にお客様に価値を届ける開発チームであり続けたい

PROFILE

髙橋 康弘

楽楽精算開発部 部長

2016年7月にラクス入社。前職はソフトウェアベンダーで建設設計ソフトや会計処理ソフトなどを開発。新規事業や技術推進にも携わる。ラクスでは楽楽精算、楽楽明細の開発マネージャーから楽楽勤怠の部長職を経て、現在は楽楽精算の開発チーム全体を統括する楽楽精算開発部の部長に就任。

もともと髙橋さんはどのような経緯でラクスに入社したんですか?

前職ではソフトウェアベンダーで、下りてきた要望に基づいてある程度決まった方針に沿った開発を行っていました。その中で、自分自身が価値づくりに関わっていけるようなより高いステージに挑戦したいという想いがありました。

ラクスには「顧客にとってあるべき開発ができそう」「自分の意見をしっかりと聞いてもらえそう」という点に魅力を感じて入社しました。

2016年にラクスにご入社以降、マネージャーとして多くのプロダクトに関わってこられました。各プロダクトでのご経験をご紹介いただけますか?

入社後、導入いただくお客様が急増していた楽楽精算のマネージャを担当しました。
新規機能開発/機能改善が強く求められる成長フェーズであったため、チームをスケールし、運用業務増加への対応やオフショア開発強化も見すえた体制を構築しました。お客様にいかに早く機能を届けるかを最重要視して取り組みました。

2018年頃に、楽楽明細の開発部門へ異動となりました。その頃の楽楽明細はプロダクトの立上期で、ようやくひと月に20〜30件ほどの受注が取れるような状況になり今後の成長が大いに期待できる状況でした。採用や育成のほか、チーム再編、業務の見える化、自動化、フロントエンド/バックエンド分離などを通じて、お客様に応えてサービスを急成長させるため、機能開発の仕組みづくりを行いました。

その後、楽楽明細に加えて、新規サービス「楽楽電子保存」のリリース、さらに楽楽明細のオプションとして「入金管理オプション」という経理部門向けの機能の開発も加わりました。当初開発の中核は社員2名だけでしたが、約5年間で3つのプロダクトを開発する30名規模の組織へと成長させることができました。

楽楽精算開発部についてご紹介いただけますか?

経費精算システム「楽楽精算」の開発を行っています。総勢約40名超の部門で、機能開発、システム刷新、オフショア開発、モバイル開発の4つの役割を担っています。

フェーズとしては要件定義から設計、開発、テストまでを担当しています。要求分析・定義はPdM専門組織である製品管理課、品質管理と運用はQA課と協業しています。リリースはインフラチームが担当します。

取り組まれたいと考えている課題について教えてください。

楽楽精算は顧客ニーズに応えるべく機能充実に取り組み、開発組織も拡大してきました。開発効率を高めるために役割ごとの分業を行っていますが、ユーザーとの距離が遠くなるデメリットもあります。お客様の課題や困り具合を正確に把握するためにも、顧客視点を強化していきたいと思っています。

開発エンジニアが顧客視点を常に意識するよう、インシデントの優先度や顧客景況を常に確認した上で対応したり、機能開発要望や仕様については「本当に顧客課題の解決になっているのか」「個別の要望だけでなく全体最適視点でも問題ないのか」ということをチームで議論しています。

楽楽精算開発部での仕事のやりがいは何ですか?

楽楽精算は日本で一番多くのユーザーに使われている経費精算SaaSシステムです。そのプロダクトづくりに関わることができ、多くのユーザーの手間を削減することでお客様の事業に貢献できることはやりがいを感じます。

このように多くの皆さんにご利用いただいているシステムではありますが、サービスリリースからの歴史も10年以上となり内部的な構造が古かったり、手動で対応をしているような部分も残っています。また、最近では大規模なお客様の利用も増えてきておりパフォーマンスの改善も求められてきています。楽楽精算のような利用ユーザーが多く、規模も大きなシステムにおいてこのような課題にチャレンジしたいという意欲があるエンジニアにとっては絶好の成長機会だと思います。

今後の目標を教えてください。

常にお客様に価値を届ける開発チームであり続けたいと思っています。これまでもそのような姿勢で開発を行っていたからこそ今の楽楽精算があるのだと思っています。顧客像や顧客ニーズを深く理解したプロダクト作りや、刷新を通じた顧客への価値提供のリードタイム短縮に取り組んでいきます。

最後に、ラクスに興味を持っていただいた方へのメッセージをお願いいたします!

さまざまなタイプのエンジニアが力を発揮できますし、それによりプロダクトもどんどん拡大しています。自分の成長とプロダクトの成長、その両立を実感できるのがラクスです。
自分の意見を大切にしながら、チームで開発を進めていきたい方とぜひ一緒に働いていきたいです。

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