研究開発/R&D エンジニア開発 / 大阪
業務内容について
2020年に新設した技術推進チームのエンジニアを募集します。
このチームは、ラクスの数あるサービス開発を横断して技術提案や技術提供を行い、技術力でビジネスを成功に近づけるためのチームです。最新技術を研究開発し、サービス開発に応用することで開発速度を上げていくことをミッションとしています。
紹介URL:https://career-recruit.rakus.co.jp/stories/culture-008/
このポジションでは、専門的な知識が求められる技術テーマを調査・検証し、応用する役割を担っていただきます。日進月歩で進化し続ける技術の中から、ラクスにとって最適な技術を見定めてキャッチアップし、応用させる力や、各開発チームが抱える課題を把握し、解決する問題解決能力が求められます。
技術推進チームでは「技術ロードマップ」の作成・更新を任されており、5年先までを見据えてラクスの開発にとって必要な技術を定義し、適切なタイミングで習得を行なっています。
技術ロードマップに定義されている技術は幅広く、フロントエンド、バックエンド、インフラといった全領域となります。また、技術トレンドなども加味して技術を選定するようにしています。
この1年で実施した研究開発テーマはAutoML、モバイルクロスプラットフォーム、無停止リリースなどで、この数年以内でサービス開発への応用が見込まれる技術となっています。
研究開発を行ったテーマは半期ごとに習得を行い、その成果を開発本部にプレゼンテーションし、エンジニアブログへの発信を行います。
研究開発業務の進め方
業務の進め方は大きく分けて2パターンあります。
1つ目は、各サービス開発チームから有志を集め、2~3人のチームを組んで進めます。この場合、開発チームの業務との兼ね合いで、毎週決まった曜日に5時間程度を確保し、集まって調査・研究を進めます。
この場合は半年、あるいは1年かけて進めます。
2つ目は技術推進チームメンバーのみで進めます。主に一人で進めるケースが多いです。この場合、自身の業務スケジュールを週次で計画し、日々調査・研究を進めます。
ご参加いただく場合はいずれのパターンにも関わっていただきます。
実施した研究開発テーマの具体的内容
★AutoML
手作業で試行錯誤を繰り返すよりも自動探索を行う方がサービス立ち上げの速度は元より、既存の機械学習機能の運用コスト削減に寄与できると考えられるため調査。
モデル学習の実行までにかかる作業時間は、AutoML サービスを利用すると従来手法の2倍以上効率化され、AutoML ライブラリを用いた場合でも1.5 倍程度の効率化が見込まれることが分かった。
・期間:半年
・ブログ:https://tech-blog.rakus.co.jp/entry/20201111/machine-learning
(利用技術)
・auto-sklearn, H2O.ai, TransmogrifAI, AutoKeras
・Python
★モバイルクロスプラットフォーム
モバイルアプリ開発にかかる工数を削減し開発の省力化を実現するため、クロスプラットフォームを利用すれば低コストでモバイル開発が実現できるかを開発環境、学習コスト、機能開発の観点から調査。
クロスプラットフォームでの開発がネイティブ言語での開発に比べ、開発コストを省力化することができると結論づけることができた。中でもFlutterは調査した中で最も欠点が少なく、汎用性が高いことが分かった。この取り組みからサービス開発で取り入れられることが検討されている。
・期間:3ヶ月
・ブログ:https://tech-blog.rakus.co.jp/entry/20201210/cross-platform
(利用技術)
・Flutter, Ionic Framework, React Native
・Vue.js, React
・Swift, Kotlin
★無停止リリース
DB変更を伴うリリースを無停止で行うにはどのような手法があるのか、どのようなアーキテクチャやリリース手順を取るのが望ましいのかを調査。
完全な無停止運用(サービス停止を一切しない)を目指さず、停止を伴うメンテナンスリリースを何度かに1回計画することを前提とすれば実現できることが分かった。弊社のようなBtoB向けサービスであれば実現できる可能性は高い。
・期間:1年
・ブログ:https://tech-blog.rakus.co.jp/entry/20210330/release
(利用技術)
・MariaDB, Apache, Redis, JMeter
・Flask
配属組織
・開発本部 開発管理部 技術推進課
※ラクスはサービス毎に開発チームが分かれています。
・課長1名-メンバー2名
※管理職を含め開発全体人数としては80名程度で、製品別・役割別に8つの開発チーム(課)に分かれ、それぞれ10名〜20名ほどの規模となっています。
事業内容について
ラクスは、クラウドやITの技術で仕事の効率を上げ、人や時間が不足している社会課題の一助になることを目指しています。特に代表サービスのひとつである楽楽シリーズはバックオフィス(経理、財務、人事、営業事務等)業務を支援する復数のサービス展開を得意としています。
特徴
復数のSaaSを提供しており各製品をそれぞれ強化することにより幅広く使われる製品開発を進めています。製品の一例ですが、中堅企業向けバックオフィス業務改善に注力し、特定顧客のカスタマイズは行わず、広く使われる製品づくりを目指しています。多くのお客様の痛みを解決できる領域に力を注いで拡げていき、製品単位においてはそれぞれひとつでも十分に業務に役立つような機能や使い勝手の強みを持たせていきます。
ラクスの役員はエンジニア経験者が多く、製品開発を重要な経営の中心の一つと捉えています。
開発組織
各サービス部門は事業部制を採用していますが、開発本部はエンジニアが所属する技術専門組織としてサービスを横断して存在しています。エンジニアたちが大切にする価値観やエンジニアたち自身が作るカルチャーを重視した組織を作った方が、エンジニアがビジネスに貢献できると信じ、事業部には属さない技術専門組織として、エンジニアが生き生きと活躍できて働きやすい、楽しい環境を作ることを目指しています。
Mission:顧客をカスタマーサクセスに導く 圧倒的に使いやすいSaaSを創る
Vision:日本を代表する SaaS開発エンジニア集団となる
- 日本中のエンジニアにSaaS開発の第一人者として認められている
- 自分達がNo.1技術者集団であるという自信と誇りを持って働いている
私たちについて
◯ 採用背景
新規サービスと既存サービスの両面で各サービスがスケールしており、楽楽シリーズの利用者数と社会貢献度がどんどんと高まっています。今後もお客様のご期待に応えるべく、一緒に製品やサービスを拡張していく開発管理職を募集しています。開発チームは基本的には殆どが正社員で構成された内製開発です。
◯ 私たちが大事にしていること
- 「既存サービスの成長」と「新規事業へのチャレンジ」を両立させ続ける
- 「PDCA」を徹底し、事業を成長させる
- 「本質的なこと」へ取り組み、会社と自分の成長を実現している
◯ 私たちの課題
- ビジネスサイド(営業/企画/CS等)と共に市場のニーズ/シーズを満たすものは「何か」から考えていくこと
- 製品同様に人も成長している最中なので仕事も人も大事にしながらチームを作っていくこと
- まだ世の中にない新しい機能や有効となりえる新しい技術を取り込んで共存させていくこと
- リリースした後も顧客からのフィードバックを得てより良い開発や運用を進めていくこと
◯ どのような人がいるか
- 成長を楽しみ、皆で1つのサービスを作るため学ぶ意識、主体性、ホスピタリティが高い人
- 受け身な開発体質から脱して、主体的にサービス開発を楽しんでいる人
- 自社サービスなので自分事としてビジネス視点・開発視点の両方をもって判断・行動する人
- 単発的でなく継続的にノウハウや仕組みを積み上げて全体最適視点に立って仕事を進める人
職種について
◯ 社員/チーム紹介
採用情報
職種 / 募集ポジション | 研究開発/R&D エンジニア(大阪) |
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雇用形態 | 正社員 |
給与 | 年収 484.41万円 〜 893.67万円 (例)年収484万の場合
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勤務地 | 530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1-9 梅田ゲートタワー7階 |
募集要件 |
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勤務時間 | 9:00-18:00 |
昇給 | 年1回(5月) |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
福利厚生 |
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休日・休暇 |
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参考情報 |
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選考フロー
- 書類選考
- 一次面接
- 最終選考/適性検査
- 内定
※原則、最終面接前に適性検査を受けていただきますが職種により選考フローが変更となる場合もございます。