PROFILE
宮城 周
AI開発課 課長
2024年5月にラクスへ入社し、AI開発課の課長を務めている宮城です。 これまで8年以上にわたりAIを活用した製品開発・研究に携わってきました。前職ではメーカーにて画像系AIを組み込んだ製品の新規開発を担当していました。 現在は、ラクスの各プロダクト向けにAI-OCRやLLMなどのAI機能開発を推進し、顧客価値向上に取り組んでいます。少人数ながら高い専門性を持つチームで、AIを実サービスに届ける開発を日々進めています。
ラクスに入社を決めた理由、背景を教えてください
前職ではAIを活用した製品開発に携わっていましたが、より多くのユーザーに価値を届けられる環境でAI開発をしたいという思いが強くなり、転職を考えるようになりました。ラクスは2万社近い顧客基盤を持ち、豊富なデータを活用できる点に大きな魅力を感じました。また、PoCで終わるのではなく、実際にプロダクトへ組み込み顧客価値として届けることを重視している点にも惹かれました。当時は少人数の立ち上げフェーズだったため、組織づくりから関われる点にもワクワク感があり、入社を決めました。
自組織の業務内容と役割を教えてください
AI開発課では、ラクスの各プロダクト向けにAI機能の開発を行っています。主な領域はAI-OCR、自然言語処理AIモデル開発だけでなく、FastAPIなどを用いたWebAPI実装やAWS環境での設計まで一気通貫で担当しています。現在はマネージャー、テックリード、メンバーを含めた少数精鋭の体制で、各メンバーが複数プロダクトを横断しながら開発を進めています。事業部やPdM、営業・CSとも密に連携し、顧客価値を重視したAI開発を行っています。
チームの日々の業務の流れを教えてください
朝はメールやシステムアラートの確認から始まり、午前中にAI開発課の定例朝会を実施しています。定例では各メンバーの進捗共有や技術的な課題相談を行い、必要に応じてチーム全体でディスカッションします。その後は各自で技術調査、AIモデル開発、API実装などに取り組みます。午後はプロダクト側との打ち合わせや仕様検討を行うことも多く、実際のお客様要望を踏まえて優先順位を調整しています。
チームではAIをどのように活用していますか?開発や業務にどんな変化をもたらしていますか?
AI開発課では、日常的にAIを活用しながら開発を進めています。コーディング支援や設計レビュー、技術調査、ドキュメント作成など幅広い場面で生成AIを利用しており、開発スピードの向上に大きく貢献しています。また、AIそのものをプロダクトへ組み込む組織でもあるため、チーム全体として新しいAI技術への感度が高く、実験や検証を高速に回す文化があります。以前よりも少人数で多くの案件を推進できるようになり、メンバーが本質的な課題解決に集中しやすくなりました。

開発としての事業への関わり方を教えてください
ラクスでは『顧客志向』が非常に重要な価値観として根付いており、開発組織もお客様への価値提供を強く意識しています。営業やCSから直接お客様の声を共有してもらう機会も多く、要望に対して開発側から提案を行うこともあります。実際に、お客様からの要望を受けて短期間でAI機能をリリースした際には、お客様だけでなく社内の営業・CSからも非常に感謝され、大きなやりがいを感じました。開発だけに閉じず、事業成長や顧客価値に直接関われる環境だと思います。
チームの雰囲気を教えてください
チームは非常にコミュニケーションが活発で、心理的安全性の高い組織だと思います。毎日の定例会では進捗や課題をオープンに共有しており、困ったことがあればすぐに相談できる雰囲気があります。ラクスは対面コミュニケーションも重視しているため、オフィスでは気軽に声を掛け合いながら業務を進めています。また、チャットでは技術情報共有だけでなく雑談も多く、サウナや賃貸情報など仕事以外の話題でも盛り上がっています。専門性の高いメンバーが多い一方で、フラットで話しやすいチームです。
チームでは、どんなやりがいを感じられますか?
AI開発は不確実性が高く、実際にデータを集めて学習・検証してみないと結果が分からない難しさがあります。その分、高速に仮説検証を回しながら課題を解決していく面白さがあります。また、ラクスではPoCで終わらず実際のプロダクトに組み込んでリリースできるため、お客様や営業・CSから直接フィードバックをもらえる点に大きなやりがいを感じています。自分たちが開発した機能が多くのユーザーに使われ、業務改善につながっている実感を得られる環境です。
マネジメントにおいて重視されていることはありますか?
マネジメントで特に重視しているのは、顧客志向と自律性です。AI開発では不確実性が高いため、指示待ちではなく自ら課題を設定し、仮説を立てて行動できることが重要だと考えています。一方で、個人プレーではなくチームで成果を出すことも大切にしており、定例や1on1ではメンバー同士が積極的に知見共有できるよう意識しています。また、開発判断で迷った際には『お客様にとって価値があるか』を基準に議論するようにしており、顧客志向を組織全体に浸透させることを大切にしています。
活躍できる方の人物像を教えてください
活躍しているメンバーに共通しているのは、技術力だけでなく顧客志向と行動力を持っていることです。スキル面ではAIや機械学習、LLM等の知識に加え、WebAPI開発やクラウド活用などプロダクトへ組み込む視点を持っている方は特に活躍しやすいと思います。また、AI開発は正解が決まっていない領域が多いため、不確実性を楽しみながら高速にPDCAを回せる方、周囲を巻き込みながら前向きに課題解決できる方とぜひ一緒に働きたいです。新しい技術への感度が高く、生成AIを活用した業務改善に前向きな方も歓迎しています。
入社された方と取り組みたい課題、またチームで目指す組織像を教えてください
ラクスでは今後、全商材へのAI機能搭載を本格的に推進していく方針であり、AI開発課への期待も非常に高まっています。現在も多くの要望やアイデアがある一方で、リソースが不足している状況のため、新しく入社いただく方にはコアプロジェクトで大きな裁量を持って活躍していただきたいと考えています。中長期的には、単一商材だけでなく複数商材でデータ連携し、ラクスの豊富な商材ラインナップを活かしたより価値のあるAI機能提供を目指しています。その実現に向けて、顧客価値を起点に一緒に挑戦していただける方と組織を成長させていきたいです。
