導入社数20,000社以上、楽楽精算のフロントエンドを担う

PROFILE

田制 成章

楽楽精算開発部 開発6課 課長

大学卒業後、SIerで製造業や金融業向けのWebアプリケーション開発に従事し、その後、事業会社でBtoBサービスのプロジェクトマネージャーを経験。2024年4月にラクスに入社し、複数サービスのフロントエンド開発を横断的に担う課の課長を経て、2026年4月より楽楽精算フロントエンド開発課の課長に就任。

ラクスに入社を決めた理由、背景等を教えてください。

前職ではBtoBサービス開発のプロジェクトマネージャーを担当していました。
新規サービスの立ち上げなどにも携わりやりがいを感じていましたが、より大きな規模で社会に貢献できる仕事に携わりたいという思いが強くなり、転職を考えるようになりました。

ラクスは日本を代表するクラウドサービス企業として多くの企業の業務を支えており、これまで以上に大きな規模で社会貢献できると感じたことが入社の決め手となりました。
また、エンジニアリングマネージャーとして組織作りから任せてもらえる環境があったことも大きかったです。

自組織の業務内容と役割を教えてください。

私たちのチームは楽楽精算のフロントエンド開発を担当しており、2026年4月時点で6名のメンバーが在籍しています。

フロントエンド開発の「誰もが直感的に使える経費精算のUIを提供する」というミッションを掲げ、他の課のバックエンドエンジニアやデザイナーと協力しながら開発を行っています。

開発内容は新機能追加が中心ですが、UI/UXの改善や技術負債解消にもバランスを取りながら取り組んでいます。
楽楽精算は歴史の長いプロダクトでJSPとjQueryで実装されている画面が多いのですが、新規に作成する画面ではTypeScript/Reactを採用したり、フロントエンドとバックエンドのモジュールを分離するなどして、生産性や品質の向上につなげています。

チームの日々の業務の流れを教えてください。

案件ごとに楽楽精算のバックエンドエンジニアやUIデザイナー、プロダクトマネージャーとプロジェクトを組んで開発を進めています。
案件によってウォーターフォールとアジャイル(スクラム)を使い分けていますが、最近はスクラム開発の割合が多くなっています。
スクラム開発では2週間単位のスプリントで、毎朝のデイリースクラムで進捗状況の確認を行っています。
それ以外にはスプリントごとにプランニング、スプリントレビュー、レトロスペクティブを行って回しています。

案件開発のプロジェクトとは別で課内のふり返りミーティングも毎週実施し、組織課題の抽出・解決を図っています。

製品開発がメイン業務ですが、技術刷新や業務効率化等の改善活動も継続的に行うことで、より素早くかつ安定的に価値を提供できる開発組織を目指しています。

チームではAIをどのように活用していますか?開発や業務にどんな変化をもたらしていますか?

プロダクトへのAI実装と、開発プロセスでのAI活用の両軸で取り組んでいます。

プロダクト面では、AIエージェントによる伝票の自動作成や承認業務の支援機能など、複数の案件が並行で進んでいます。

開発プロセス面では、メインツールとしてClaude Codeを活用しており、AIが生成するコードの割合はすでに90%以上に達しています。
既存機能の仕様調査や不具合原因調査にも活用しており、以前と比べて生産性は確実に向上していることを実感しています。
一方で、メンバーによって活用頻度や使い方にばらつきがある点や、上流工程でのAI活用が不十分な点は課題として認識しています。
開発のすべての工程にAI活用を定着させることと、AI活用方法の標準化を実現することが急務となっています。

開発としての事業への関わり方を教えてください

スプリントレビューなどの場を通じて、若手エンジニアも営業やCSのメンバーと直接話す機会があります。
「この画面、お客様から使いにくいと言われていて」「ここの仕様、どう思いますか」といった会話が普通に起きていて、一緒に仕様を固めていけるのは良い環境だと思っています。

フロントエンドエンジニアとして最も重要な役割は、優れたUI/UXを実現することだと考えています。
デザイナーが考えた画面をただ作るのではなく、お客様がどう感じるか・どう使うかを常に意識しながら、技術をどう駆使してその期待に応えるかを考える。そこがラクスでの開発の醍醐味だと感じています。

チームの雰囲気を教えてください

ホスピタリティの高いメンバーが多く、困ったことがあれば気兼ねなく相談できる雰囲気があります。
他者の意見を尊重しつつ、建設的な意見交換ができている組織だと思っています。
私が何か特別なことをしたわけではなく、元からそのような環境が整っていた印象です。メンバーに感謝です。

開発なので一人で黙々と取り組む時間ももちろんありますが、詰まったときはペアプログラミングで一緒に課題解決に当たることもあります。

情報発信という点では、開発本部として積極的に共有していこうという文化があります。課内でも、社内外で得た新技術の情報やAI活用事例を持ち寄って定期的に共有しており、互いの知見を活かし合える環境になっています。

チームでは、どんなやりがいを感じられますか?

累計導入社数20,000社以上の大きなプロダクトを手がけているため、自分のコードが日本全国の企業の経費精算業務を毎日支えているという実感があります。
一方で、これだけ規模の大きなシステムならではの難しさもあります。影響範囲が広いため慎重な設計・実装が求められますし、品質への要求水準も高いです。ただ、そういった環境の中で日々格闘し続けることが、エンジニアとして確実な成長につながっていると感じています。

他には、「顧客や営業・CSからポジティブなフィードバックをもらえたとき」「チームで協力して大きな機能をリリースできたとき」にやりがいを感じるという声をメンバーからよく聞きます。

マネジメントにおいて重視されていることはありますか?

まず「顧客志向」という考え方をチームに根付かせることを重視しています。技術を高め続けることはもちろん大切ですが、その技術を通じてお客様にどんな価値を届けられるかという視点も同様に重要だと考えています。日々の開発判断の中で、その両方を意識するよう促しています。

次に「自律性」を大切にしています。達成すべきゴールは共有しますが、そこへのアプローチはできるだけメンバー自身に考えてもらうようにしています。それがメンバーの成長機会にもつながると考えているからです。

それと、メンバーの良いアクションには積極的に称賛や感謝の言葉を伝えるようにしています。小さなことでもちゃんと言葉にして伝えることを意識しています。自律的に動いてほしいからこそ、その行動をしっかり言葉で認めることが大切だと思っています。認められているという実感と、挑戦や提案がしやすい雰囲気があってこそ、メンバーは安心して自分で判断し動けるようになると考えています。

活躍できる方の人物像を教えてください。

「顧客志向」があるかどうかは大きいと思っています。
技術的な正しさや理想形を求めて開発することも当然大切なのですが、それ以上に「この機能はお客様にどんな価値をもたらすか」を常に考えながら開発できる方が活躍していると感じています。楽楽精算は多くの企業の日常業務を支えるプロダクトですので、お客様の困りごとを自分事として捉えて動ける方とは、一緒に仕事をしていて強さを感じます。

あとは「環境変化を楽しめる」ことでしょうか。最近はAIの進化が本当に著しくて、開発手法そのものにパラダイムシフトが起きていると実感しています。既存のやり方にとらわれず、変化を楽しみながら改善に取り組める方と一緒に働きたいと思っています。

入社された方と取り組みたい課題、またチームで目指す組織像を教えてください。

直近1〜2年の重点課題は、フロントエンドエンジニアとしての専門性を高めながら、バックエンド開発のスキルも習得し、要件定義から開発完了まで自チームで完遂できる案件を増やすことです。またAI駆動開発のさらなる推進も重点テーマです。
入社される方には、こうした取り組みを一緒に前進させる仲間として活躍していただくことを期待しています。
中長期的には、フロントエンドの専門性を核としながらフルスタックにも挑戦できる組織を目指しており、次世代のリーダーやテックリードを育てながら楽楽精算のUI/UX品質を高め続けるチームになることがビジョンです。

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